解釈〜
これは機会、すなわち、チャンスを人にたとえながら、チャンスが訪れたら迷わずにその前髪、すなわち、通り過ぎてしまう前に素早く掴み取れということです。
チャンスは一瞬の隙に過ぎ去ってしまうものなので、普段からチャンスを掴み損ねないように、常に努力をしないといけないという意味も含まれています。
似たようなことわざもいろいろありますが、このことわざのニュアンスが独特なので見出しとして取り上げました。
メルマガ読者の方からお問い合わせがありました。
その読者の方から頂いたこのことわざの解釈は以下のようでした。
「前から走ってくる馬の前髪はつかめるけれど、その馬はたてがみがつるっぱげで、一度逃げられるともう後ろからはつかまえようが無いという意味で。だから、チャンスは誰にも平等にやってくるけれど、捕まえようと準備している人には捕まえられるけれど、準備を怠ると捕まえられないという教訓になっている」
このようなお問い合わせもお待ちしております。
類句:
Seize the fortune by the forelock.
Strike while the iron is hot.
Make hay while the sun shines.
ここにまだ類句があるよ。
日本のことわざでは
好機逸すべからず
Never miss a good chance.
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