解釈〜
今日なにかいやなことがあっても明日という新たな日が来るので、気持ちも新たに切り替えて、良いことがおこるように行動しようというときに使うことわざ。とてもポジティブな表現です。
アメリカ ハリウッドの名作映画、「風と共に去りぬ/Gone with the Wind」は絶望の淵に追い込まれた主人公 スカーレット・オハラ/Scarlet O'hara のこのセリフで、明日への希望を持たせて華麗に幕を閉じるのでした。
The Monkeesの曲にずばり"Tomorrow's Gonna Be Another Day"があります。モンキーズ/The MonkeesのTVシリーズ日本放映第一話で流れた曲です。
このタイトルは 普遍的なことを表す現在形の IS ではなく、未来を表す be going to が使われています。 この場合、自分が色々工夫、努力しているから良い一日になるはずだという、心のなかに何か根拠があるということがわかります。
<Tomorrow/明日>という言葉は明るい未来を予測させてくれる希望の言葉としてよく使われます。
アメリカのブロードウェイミュージカルで映画にもなった「アニー」(Annie) のテーマソングが主人公の幼いアニーが歌う"Tomorrow"でした。
この曲は和田アキ子さんも日本語でカバーしましたね。
他にJ-popで岡本真夜さんの"Tomorrow"、2000年くらいにリバイバルヒットした坂本九さんの「明日があるさ」などは明日への希望を感じさせる素晴らしい歌です。
TOMORROW の英語オリジナル歌詞はこのようなものでした。(以下左側)
しかし、tomorrowを使ったことわざでは、あまり明日を頼りにしてはいけないという意味のものも有名です。
Tomorrow never comes.
Never put off until tomorrow what you can do today.
Better an egg today than a hen tomorrow.
日本のことわざでは
明日は明日の風が吹く
Tomorrow, another wind will blow.
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