メンバー紹介
서태지<>(정현철チョン・ヒョンチョル) 이주노(イ・ジュノ) 양현석(ヤン・ヒョンソク)
リーダーのソテジ(정현철チョン・ヒョンチョル)を中心とした韓国で一大ラップ旋風を巻き起こした3人組ラップグループ。1992年3月にデビューし、180万枚のアルバムセールスを記録した。 チョー・ヨンピルなどの演歌歌謡が全盛であった韓国歌謡界に大きな変化をもたらしたのが彼らであった。彼らのファンはほとんどが10代の少女たちで、コンサートはあの the Beatles のコンサートを髣髴(ほうふつ)させるようなかん高い叫び声で一杯だ。ライブアルバムを聞けばよく分かる。デビュー曲の「僕は知っている/난 알아요」で韓国に韓国語ラップの大旋風を巻き起こした。 DJ OZMAのアゲ♂アゲ♂EVERY☆騎士の元歌、Run To Youを歌ったDJ DOCや、レゲエから始まったRoo'ra/룰라もラップ路線に転向して後に続き大きな成功を収める。また、彼らのファンであった人たちが彼らを目標にして芸能界にデビューした。 日本でも活躍した女性3人組のダンスグループ、SESもみんなソテジのファン。今活躍している少女時代/소녀시대のメンバーの中にはおそらくSES.のフォロワーが多いだろう。
ソテジワアイドゥル/서태지와 아이들のアルバムは日本のレーベルからも韓国での1枚目と2枚目を編集したアルバムと3枚目のアルバムが発売された。今では普通になってきたが、韓国人歌手のアルバムが韓国語のまま日本のレーベルから発売されるのは彼らが初めてであった。
彼らのデビューアルバムはラブソングが中心だったが、この大ブレークを勝ち取った彼らは3枚目のアルバムで社会的なメッセージを発信し始める。歌詞に対する検閲がとても厳しいと言われた韓国であっても、メジャーになって高い売り上げを維持している限り検閲を恐れることも無いと言わんがばかりに。(彼らをきっかけにしてのちに検閲制度が廃止さた)
3枚目のアルバムジャケットには平和のシンボルの白い鳩が海上に羽ばたく絵が描かれている。タイトルは「渤海(パレ)を夢見て(日本語訳)/발해를 꿈꾸며」。分断された祖国の統一を願う思いが込められた力強い、ラップというよりは完全なロック。 同アルバム収録の「教育イデア」では教育制度を批判している。サウンド的にはほとんどヘビー・メタルといった感じのアルバム。
1996年に4枚目のアルバムを発表、そのタイトル曲 "Come Back Home" をヒットさせる。この曲により多くの家出少年・少女が家に帰ってきたというエピソードがあり、彼らの若者たちへの影響力の大きさを示してくれた。 この他にもこのアルバムは様々な議論を呼び起こした。お金が支配する政治の世界を告発した歌も収録されていたが、もう一曲、歌詞に問題があるとされたためにボーカル抜きで収録された「時代遺憾/시대유감」という曲があった。 多くの家出少年・少女を家に帰らせ多くの家族の絆を蘇らせた彼らであったが、このアルバム発売後に皮肉にも彼らが解散してしまった。 解散後に彼らのベストアルバムが発売され、続いて歌詞検閲制度が廃止されたのを機に4枚目のアルバムにボーカル抜きで収録されていた「時代遺憾/」が、ボーカル入りでマキシシングルとしてリリースされた。(韓国では普通シングル盤は発売されない)これは正直者は政治家になれないといったような強いメッセージの強烈なロックであった。
ソテジはその後も着実にソロアルバムを発表し続けているが、内容はどうあれ常にアルバム発売が待望されている彼ゆえに、爆発的な売り上げとなっているようだ。
一枚目のソロは若干前衛的で実験的な作品。タイトルがTrack 1とかTrack 2という、わけの分からない曲。タイトルが単純すぎて逆に曲として覚えることができない。おまけに歌詞カードもついていないため未だに何を歌っているのか分からない。これは、彼がタイトルだけで曲を判断されたくないという意志の表れであった。
2000年に発表された2枚目はちゃんとした楽曲(ラップ)になっていて、結構楽しめた。ただし、彼のアルバムはいつも短いのが特徴。CDアルバムの時代に30分そこそこの内容でアルバムを出して売りさばいてしまうのが彼の凄いところ。2002年に発売されたライブも2枚組なのだが、両方とも40分そこそこの時間で、おまけの隠しトラック(ジャケットにタイトルは表示されているので隠れているわけではないが)まで付いている。ライブ自体は素晴らしく、ファンの方はぜひ御一聴あれ。 2004年にもアルバムを発見した。"Seotaiji VII" というタイトル。いつの間に7枚目まで出していたのだろうかと思いきや、ソテジワアイドゥル時代からの通算ということだった。今回も歌詞カードが付いていないし、バリバリのヘビメタだ。収録時間も30分そこそこ。 韓国のヤフーを覗いてみると、あちらでは相変わらず高い評価を受けているようだ。
Seotaiji & BOYS/서태지와 아이들 との出会い
彼らについて知ったのは雑誌「スパ!」に紹介されていたのを見て。CDショップへ行ってサードアルバムを購。そのアルバムの一曲目は鳥の羽ばたきに続きギターソロのイントロで始まる「渤海(パレ)を夢見て(日本語訳)」。静かに始まり、どんどん盛り上がっていく。渤海とは、 KOREAの歴史で698年、今の中国東北部とロシアと朝鮮半島北部にまたがる地域に新羅の併合により高句麗が滅亡したあとに高句麗の民を中心に成立した古代王朝国家の名前。 大きな衝撃だった。人気絶頂の歌手がこれほど政治的なメッセージを放ち、祖国統一を声高に叫んでいるのは大きな喜びでもあった。 これが僕にとっては初の韓国歌手の歌。このときを契機に外資系のCDショップをあちこち巡っては韓国のラップ歌手を中心にCDを買い漁って聞くようになった。池袋の WAVE と Virgin Mega Store(丸井)には毎月給料がでると決まったように通っていた。そこでDJ DOC や Roo'raとも出会うことになった。僕の「韓流」はソテジワアイドゥルで始まったのだ。 一時は彼の曲をカラオケで歌えるように、ウォークマンを聞きながら自分なりに練習した。「僕は分かる<난알아요>」はそらで歌える完全な18番になった。
―日本語訳― ―オリジナルタイトル―
渤海を夢見て 발해를꿈꾸며 教室イデア 교실 이데아 僕は分かる 난 알아요 時代遺憾 시대유감 ジキル博士とハイド 지킬박사와 하이드 1996,彼らが地球を支配した時 1996,그들이 지구를 지배했을때 Goodbye ウルトラマニア 울트라맨이야 インターネット戦争 인터넷 전쟁
所有アルバム
서태지와아이들 ~2005年6月購入
’93 마지막축제 ~2005年6月購入
LIVE & TECHNO MIX ~2005年6月購入
Seotaiji & Boys (日本編集盤) Seotaiji & Boys III '95 CONCERT Seotaiji & Boys IV GOODBYE BEST ALBUM Seotaiji Solo 1st Seotaiji Solo 2nd Seotaiji Band Live Album 2000/2001 2002. 4.~購入 Seotaiji VII ~2004.購入
シングル
時代遺憾 Feel the Soul
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