エア・サプライ Air Supply Definitive DVD Collection Air Supply
オーストラリアから流れて来たペパーミントサウンド!
2005.7.10 更新

メンバー
Russell Hitchcock メイン・ボーカル
Graham Russell  ソングライター・ボーカル・ギター


プロフィール


オーストラリア人のRussell Hitchcockとイギリス人、Graham Russellのデュオを中心としたグループとして80年代前半に多くの全米ヒット曲を放ちました。

彼らの売りはRussell Hitchcockの女性のようにソフトでありながら張りのあるハイトーンのボーカルです。 日本で以前に缶コーヒーのCMでリバイバルヒットした「大都会」クリスタル・キングのそれをよりソフトにしたような声です。

最近は日本で自動車のCMソングとして、"The One That You Love"<シーサイド・ラブ> が使われていますね。

Graham Russellも別の種類のハイトーンボーカルで、the HolliesGraham Nashの声をソフトにした感じです。(名前が同じGrahamで、両方イギリス人ですね)

二人の異種ハイトーンボーカルが絡んで独特のハーモニーを創り上げ、まさにペパーミントサウンドと呼ぶにふさわしい、クールな音楽を届けてくれました。

Graham作の曲を中心にしながら、様々なライターの作品も数多くカバーし、全米ヒットチャートベスト5に7曲連続して送り込むという記録を作りました。

曲はほとんどがラブソング。 それもバラード系です。
1980年代後半、全盛期を過ぎた後もアルバムを出し続け、最新作は2001年にリリースされた"Yours, Truly"です。

その後、公式ホームページ上で新譜 "Across the Concrete Sky"を発表し販売しています。日本盤のみ店頭で購入可能です!女性ボーカルを新たにフィーチュアした新しいサウンドが楽しめるそうです。

Air Supply & Me

彼らの曲はあるラジオFM曲で、82年の年間ベストテンの番組を録音した際、この曲を録音したのが始めでした。 その曲は"Even the Nights Are Better<さよならロンリーラブ>"でしたが、Russell Hitchcockの声を女性の声だと思っていました。 あとAir Supply(空気の供給)というグループ名が妙に印象的で右脳の奥深くに刻まれたみたいです。 数年後に高田馬場駅のBig Box前で時々行なわれている古本屋市のCD売り場で彼らのコレクションCDを手に取っている僕がいました。

そのアルバムをテープに録ったやつを車の中で掛けているうちに、徐々に彼らの歌の世界に引き込まれて行きました。しばらくはこのアルバムだけの付き合いでしたが、これを無くしてしまった後、他の編集盤やオリジナルアルバムを中古CDショップで見つけては買い続けました。

アメリカに行った際にもベスト盤を一枚持って行きましたが、誤って割ってしまいました。 すぐに現地のCDショップで、出たばかりの"The Definitive Collection"を買ってしまいました。 "Lost In Love"がまだオーストラリアのローカルヒットであったころのバージョンや、ゴーストバスターズのサウンドトラックに提供された"I Can Wait Forever"とも出会うことが出来た意義深いアルバムになりました。

ちょうどその頃、米国カリフォルニア州で学生生活を送っていたのですが、ローカル新聞に彼らのコンサートの広告があったのです。 忘れもしない1999年9月のある日、僕はレンタカーを借りて、慣れない道をGalaxy Theaterへ、彼らのコンサートに出かけたのです。

ほとんどが彼ら全盛期のヒットパレードで、「次のアルバムに収録される曲」というのが一曲だけありましたが覚えていません。 次のアルバムが発売されたのが2001年で、僕が買ったのが2002の5月では、思い出しようもありません。

彼らの歌声は全盛期とほとんど変わりありませんでしたが、Russell Hitchcockが、トレードマークの高音ボーカルを出すのにかなり苦しんでいるというのが分かりました。 あの美しい声はデリケートで、若いうちは余裕で出せてももう50代に入った人には苦しいものなのでしょう。 もう彼の美声を聞けるのも残りわずかであると直感しました。

案の定、最近購入した最新アルバムを聞いてみると彼の声がとても太くなり、全体的に彼の声の占める率が小さくなりました。 3枚ぐらい前のアルバムから、Grahamのリードボーカルが多くなっていましたが、Russellの声がここまで変わっているとは予期しませんでした。 もう完全に別人の声です。 一方、Grahamの方は全盛期よりも歌が上手くなり、声もよりクールになったような気がします。


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所有CDアルバム

Air Supply <潮風のラブコール>(2002年5月購入)
Hearts In Motion <Lonely Is The Night>
The Earth Is
News From Nowhere
Definitive Collection
Yours Truly (2002年5月購入)

Air Supply Story Vol. 2 (紛失)
It's Not Too Late−The Best of Air Supply(破損)

My Favorite Songs

Two Less Lonely People in the World
Making Love Out of Nothing At All <渚の誓い>
Chances
It's Not Too Late
All Out Of Love
Without You
Power of Love (シングルカットされましたが時期的にCeline Dionとの競演だったようです。)
Even the Nights Are Better<さよならロンリー・ラブ>
Sandy (4th of July, Asbury Park)
 Bruce Springsteen初期の作品ですが、Holliesバージョンのカバーと思われます。)
The One That You Love <シーサイド・ラブ>



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