英語通信講座のアルク ALC

The squeaking wheel gets the grease.
きしみ音をたてる車輪は潤滑油を塗ってもらえる

文句を言わなければ聞いてもらえなかったり、注意を引けなかったりするというたとえです。言いたいことがあれば良いことでもそうでない言いにくいことでも、言わない限り誰も解ってくれないという意味。

日本では、お互い社会常識の範囲内で、言わなくても理解することを相手に求める傾向がありますが、西洋、特に様々な民族が入り混じって共存している場所では、常識も価値観も様々なので、自分がどういう人間なのか、今何を考えているのか、常に口に出して言うことが求められるのです。

病院でも痛い痛いと声に出す人は治療してもらえますが、声も出ないぐらい苦しんでいる人は見向きもされないとのことです。

このことわざから慣用的に「ごね得」をGrease for the squeaking wheel と言います。

日本の慣用表現では
ごね得
言った者勝ち

反対のことわざGreat winds blow on high hills.

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