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No pain, no gain/No pains, no gains.
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解釈〜 成功には必ず苦労が伴う。 苦労しないで成功できるわけはないという意味のことわざ。 この考え方は古代からありますが、ベンジャミン・フランクリン/Benjamin Franklin が彼の作品の中で次のような表現を使ったのがこのことわざのルーツではないかとされています。 There are no gains, without pains (痛みなしでは得るものはない) ですが、実は1650年にはRobert Herrick/ロバート・ヘリック という詩人の作品"Hesperides"に 次のような句がありました。 NO PAINS, NO GAINS. If little labour, little are our gains: Man's fate is according to his pains. 痛みなければ得るものもない 労力をかけなければ得るものもほとんどない 人の運命はその人の痛みに準ずる まさにそのものですね。 さらに時は流れて、1982年、エアロビクスが大人気だった頃、 女優のジェーン・フォンダ/Jane Fonda が出演して指導するエクササイズビデオの中で筋肉を鍛える必要性を訴える意味でこの言葉をキャッチフレーズ的に使ったのが流行の始まりだったとのことです。右の動画ではそのことを言っていますので聞いてみてください。 pain は数えられる場合と抽象名詞として数えられない場合があるので、複数形でも、単数形でも使えます。 類句: Nothing venture, nothing have. 「危険が無ければ何も持てない」 He who should gather honey must bear the stings of bees. 「蜂蜜を集める人は蜜蜂に刺されるのを我慢しないといけない」 Dry shoes won't catch fish. 「乾いた靴では魚は捕れない」 Great profits, great risk. 「大きな利益には大きな危険」 You can't make an omelet without breaking eggs. 「卵を割ることなしにオムレツは作れない」 No cross, no crown. 「十字架が無ければと王冠も無い」 |
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