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A fool and his money are soon parted.
―愚か者はお金とはすぐに別れてしまう―

愚かな人はお金を手に入れてもすぐに使ってしまうということ。

特に僕のように裕福でない者はたまに大金が手に入るとこの時ぞとばかりに普段はできない贅沢をしてばーっと安易に使ってしまうものです。

お金は使うためにあるものですが、すぐに使わなければ無くなるというわけではありません。いずれ必要になる時に備えて計画的に利用するのが賢い方法ということを思い出させてくれます。

巷でサラリーマンの給料は下がるばかり、経営者は命を捨ててまでして保険金を当てにする人まで出ているのに、政治家の給料はカットされているのだか、リストラがあるのだか。

大銀行は中小企業にはお金を貸したがらないくせに、個人には年利率一割以上で「たまにはババンと」お金を借りろ、借りろとテレビ、ラジオでうるさく騒ぐ。僕らの預金の利息は無いも同然なのに。まるでみんな愚か者になってどんどんお金を使いなさいと言っているかのよう。そのためか、やはり借金苦で大変な人もまた多いことが大きな問題になっています。語弊があるかもしれませんが、貧困は犯罪の元です。

こんなコロナ禍が2年以上続いて、ロシアのウクライナ侵攻によりガソリン代も上がり、同時に数千品目の値上げが順次行われていくというなかで、消費税を10%のまま維持しますか?消費税こそ、ひと握りのお金持ちも、成人人口の5パーセント近い失業者も、はたまた家の無い路上生活者までも公平に払わなければいけない悪名高き「弱い者いじめ」税です。弱い者を助けるための福祉のために弱い者いじめ税を下げないなんて、正にTo put the cart before the horse なお話です。弱者を殺し、強者を助ける改革でしょうか?

このことわざ、このように言い換えて差し上げましょう。

A fool and his money are soon partying. 
(愚か者とお金が一緒になればすぐにパーティーが始まる)

類句:
Fools make feasts and wise men eat them. 
(愚か者がご馳走を作り賢い者がそれを食べる)

日本のことわざでは

馬鹿の金に明日なし
There's no tomorrow to the money a fool has.

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