Call a spade a spade.
―鋤は鋤と呼べ―

(すきはすきとよべ)

解釈〜 
call a spade a spade.何事もあいまいにしてごまかすのではなく、ハッキリとあるがままを言えという意味。

ラテン語の"Ficus ficus, ligonem ligonem vocat" 「イチジクをイチジクと,鋤を鋤と呼べ」の英語訳。

自分が失敗したことなど、不利になることについてはなかなか正直に言えないことは誰にでもあることだと思います。ですが、それが仕事上のことである場合、問題が顕在化せずに解決が遅くなるばかりか、嘘をついたことにもなってしまい、嘘の上塗りの必要性も出てきて、ことが大きくなって発覚したら信頼が揺らいでしまいます。

何事も正直に!「正直の上に神宿る」とも言いますからね。

このことわざには注意点があります。 spade という単語はかつて黒人を蔑視する言葉として使われていたので、特にアメリカでは差別表現とみなし、使用を避ける傾向にあります。ですので、アメリカ人の前、特に黒人の前では禁句(タブー)と思ってください。

類句:
Call a dog a dog.
「犬は犬と呼べ」

日本のことわざでは

赤は赤といえ、白は白と言え
歯に衣着せぬ


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