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Walls have ears.
―壁に耳がある

立ち聞きしている人がいるかもしれないから気をつけて物を言わなければいけないと言う意味。

世界各地に似たようなことわざがありますが、もともとは第二次世界大戦中に欧米で使われたスローガンで、スパイに気をつけて機密事項を軽く口走らないように注意を喚起したキャンペーンで使われたそうです。それ以前からこのことわざがあったかどうかと言うのは定かではありません。

一見 平和に見える日本も、皆さんの警戒心が薄いこともあり、実は盗聴王国だと言う人もいます。壁に耳があるのは当たり前として、電話線や携帯の電波にも耳ありの今日この頃です。気をつけましょう。

類句
Pitchers have ears.
「水差しには耳がある」
〜どの家庭にもあるような水差しですが、耳のような取っ手が付いています。 同じような意味で使います。

日本のことわざでは

壁に耳あり、障子に目あり
Walls have ears and shoji screen doors have eyes.
昔の日本では障子に穴を空けて中を覗くふとときものが結構いたと言いますが、
このことわざの後半が消えないのは、Peeping Tom(のぞきやさん)が未だに多いと言うことでしょうか。

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