英語通信講座のアルク ALC

Seldom seen, soon forgotten.
―めったに会わないと忘れられる

解釈〜
人はその人生において様々な人との出会いと別れを繰り返します。そうなると当然、もう周囲にいなくなった人に対して関心を持ち続けるのは無理なことで、新しい出会いと、現在の人間関係の維持で精一杯です。
いくら親しい友人であっても遠く離れてあまり会わないとだんだんと友情も薄れて、いずれ昔の友人とか、他人同士のようになってしまうことを言います。
類句:
Long absent soon forgotten.
「長い間いないとすぐに忘れられる」
The dead are soon forgotten.
「死人はすぐに忘れられる」
Death has no friend, but sick man but an half one.
「死人には友達がいないが、病人にだって友人は半分しかいない」
Far from the eye, far from the heart.
「姿を見ることが無いと心も遠ざかる」
The absent or distant person will not be the heir.
「その場にいない人や遠くにいる人は相続人になれない」

※Out of sight, out of mind.
「視界の中に無いと心からも外に出る」
 
〜 このことわざも類句として扱われることが多いのですがこちらは単に、見えないと忘れてしまうことを表します。
  例えば、ポストに入れるべきはがきをポケットに入れておいて、うっかり何日も入れっぱなしにすることありませんか?そのような時に使うことわざです。

日本のことわざでは

去る者は日々に疎(うと)し
Those who depart are soon forgotten.

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