He that chooses takes the worst.
―より好みする者は最も悪いものをつかむ―

解釈〜 
どんなものや人にも良い点もあれば悪い点もあります。それを悪い点だけを見てこれもだめ、あれもだめとより好みをしていると、いつの間にか結局一番つまらないものを取らざるを得なくなります。

例えば、結婚相手を探す上でも、高い理想を求め続けて相手をより好みしていては、自分の方が年齢を重ねてしまいレベルダウンしてしまうことがあります。相手の悪い面よりも良い点を評価し、自分も完璧ではなく欠点があると言うことを認識して相手を選ぶほうがかえって幸せへの近道ではないでしょうか。 
お互いの良いところと悪いところを分かった上でこそ本当に助け合って愛を育んでいけるものです。

類句:
A maiden with many wooers often chooses the worst
「求婚者の多い娘はしばしば最悪の男を選ぶ」

日本のことわざでは

選んで滓(かす)を掴む
To hold dregs after choosing.


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