Fresh fish and new-come guests smell in three days.
―新鮮な魚と新客は三日たてば匂う―

新鮮な魚も3日も放って置けば腐って匂って気ます。 初めて訪れてくれたお客さんはおめでたいですが、3日も居座られると腐った魚と同じくうっとおしくなるということです。

初めてのお客さんで、こちらが歓迎したとすれば一晩ぐらい泊まって行けと言ってもおかしくありません。しかし、そのお客さんが言葉に甘えてもう一泊でもしようものなら、ホスト側は内心気持ちよくありません。

日本では本当は帰って欲しくてもお客さんにはよほどのことがない限り「帰ってください」とは言えないもの。つい、「もう一晩ぐらいゆっくり休んでいらっしゃい」などと言ってしまいがちです。 一泊とはいかなくても「もう少しゆっくりして行けば?」と聞いたりします。でも本心では(貴方は常識ある人だからもう一泊して私たちを煩わすことなんてしないでしょう、そろそろ帰ってというシグナルということに気付いてね)と考えています。

客がこの本心を読めずにホスト側の言うとおりにゆっくりしてしまうとこれは最悪の状況ですよね。

誰もが今まで一度は経験した事があるシチュエーションでは? 相手の気持ちを察して、お客さん側も「実はこれから約束がありまして」などと理由を創り出して帰るのが賢明です。

このような東洋に独特と思われる気遣い、欧米ではどうなんでしょう? 私の知る限りであ欧米でも事情は同じようですが... 情報待ってます。 情報を送る

日本のことわざでは

珍客も長座にすぎれば厭われる
An unexpected guest will be dislked after staying too long.

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