これはことわざというよりは名言に近く、実際は書籍のタイトルです。 マーシャ・シネター/Marsha Sinetar という心理学者の著作 "Do What You Love, The Money Will Follow: Discovering Your Right Livelihood"(和訳版:ワクワクする仕事をしていれば、自然とお金はやってくる) から慣用的に使われるようになった様です。
人は自分が本当にやりたいことと、生きていくためにしなければならないことの2つを抱えて生きています。 どちらか一方を選べるとしたら当然やりたいことを選ぶでしょう。自分がやりたいことは自ずと一生懸命にしますし、スキルアップも早いはずです。それに比べて生きるために仕方なくする仕事のようなものはよっぽどモチベーションを高めないとなかなかうまく出来ないものです。 ですので、やりたいことと生きるためにすることの両方が同じであればなんと効率的でしょうか。 どうせやるならやりたいことに全力を注いで生きて行きたいものです。しかし、現代社会ではなかなかできません。 特に芸術の分野はそのように思われます。
好きなことを極めて、そこが正当に評価されて生きていけるような世の中になったら、みんな今よりずっと幸せに感じるのではないでしょうか。
日本のことわざでは
好きこそものの上手なれ
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