家にネズミが一匹でもいると気になって退治したくなるものです。僕の場合、平和的共存の方を選びそうですが…(その方が楽でしょ?)
ネズミ捕りを仕掛けてもなかなか捕まらず、色々やって見ても捕まえられないとなると頭に血が上り、最後の手段として家に火を付けてしまい、ネズミは殺しても帰る場所がなくなってしまうわけです。
つまり、つまらない末端の事柄にこだわり過ぎて大事な根本を失なわないように気を付けろという事です。
そういえば'97年のアメリカ映画に「マウス・ハント」というのがありました。この映画の主人公は父親から譲り受けた高価な邸宅を売りに出そうとするのですが、そこに棲み付いた一匹のネズミを退治するために苦労する物語です。なかなか笑えますよ。
結末は忘れてしまい、このことわざのように一匹のネズミを退治するために家一軒を犠牲にするのかどうか分かりません。興味ある方はチェックして見てね。右の写真をクリック!
類句:
You kill the tree by trying to straighten its branches.
「枝を真っ直ぐに伸ばそうとして木自体を殺す」
日本のことわざでは
角(つの)を矯めて牛を殺す
To kill an ox by trying to straighten its horns.
※矯める(ためる)〜 形の悪いものを直して、かっこうをよくする
もっとことわざを学びたい? ここをクリック!
NO. 188