英語通信講座のアルク ALC

Better an open enemy than a false friend.
―偽りの友よりあらかさまな敵の方がまし―

明らかに敵だと思われる者は倒そうという目的意識を明確に持って戦いに挑むことになりますが、味方のふりをして内心では自分を倒そうとしている敵には無用心になってしまうのでこちらの方がもっと危険だということ。

現代はいい事ばかり言って親しくしてくる人をかえって警戒しないといけないような時代になりました。孤独な道を歩む人が増えていますので、突然現れる友人には心を許してしまうものです。特に子供たちから相手されなくなった心寂しいお年寄りの方々は詐欺のターゲットになっています。 とっても優しい人が現れると気を許してしまうのですね。 

「家族よりも自分に優しくしてくれたとってもいい人だったのでその人からバカ高い買い物をしたことに後悔していない」という言葉を聞いてしまうと周囲の人は泣くに泣けません。

優しく甘い言葉で女子高生を危ない世界へ誘う悪い大人たちもたくさんいるようですし。

表向きだけの優しさは警戒し、逆に心底からの厳しさには自分から近づいていくことこそ真の友人を作ることにつながるのかな? 本当の愛情は厳しさの中にあり!甘い言葉に気をつけましょう! おいしい話には裏があります。

日本のことわざでは

獅子身中の虫
A worm inside a lion.


もっとことわざを学びたい? ここをクリック!

NO. 296