
New York を代表するスーパースターと言えば…

ビルボードのアルバムチャートで2位という大ヒットを達成し、ここから4曲が大ヒット。"Just the Way You Are <素顔のままで>", "Movin' Out (Anthony's Song)", "She's Always A Woman" (あの有名なタイトルソング"The Stranger" は米国・欧州では"Moving Out"のB面)これで Billy は押しも押されぬスーパースターに。 同時に以前のアルバムの新たに注目されることになる。
"My Life" "Honesty" "Big Shot" がヒット。初のアルバムランキング1位を獲得!
"It's Still Rock'n Roll to Me <ロックンロールが最高さ>" が彼にとって初のビルボードチャート1位を獲得。ロックンローラー・BILLY JOELを前面に出したアルバム。 他にも "You May Be Right <ガラスのニューヨーク>" "Don't Ask Me Why"がヒット。
初期のアルバム収録曲を蘇らせたライブアルバム。"Say Goodbye to Hollywood <さよならハリウッド>" が(特に日本では大)ヒット。初期の曲も素晴らしい曲だったということを世界に知らしめた。
社会問題をテーマにしたアルバム。悩めるアメリカの姿を映し出した傑作。人間が生きていくうえで様々なプレッシャーを克服することが大事だと歌う "Pressure" が大ヒット。鉄鋼労働者の町を歌った "Allentown" やベトナム戦争に参加した兵士の心情を歌った "Good Night Sigon" も大きく話題になりヒットした。
Billy が影響を受けた50〜60年代サウンドを蘇らせた、ヒット曲満載のアルバム。A, B面を合わせると、一曲を除き全曲がシングルで発表された。その中でA面曲のみ取り上げても、"Uptown Girl[3]" "Tell Her About It <あの娘にアタック>[1]"
"This Night <今宵はフォレバー>[?]" "An Innocent Man[10]" "The
Longest Time[14]" "Leave A Tender Moment Alone <夜空のモーメント>[?]"
"Keeping the Faith[18]" と7曲にもなる。([ ]内はアメリカでの最高位、[?]は日本のみのシングルカットの可能性あり)B 面の曲はネタ切れになり、"Nylon Curtain"から2曲取り上げられた。
この間、"USA for Africa" の "We Are the World" に参加。その後に発表されたベストアルバム。彼のヒット曲がほとんど収録された集大成アルバム。新曲が二曲収録されたがその "You're Only Human"と"The Night is Still Young" がカップリングでシングルカットされた。当然こちらもヒットした。
Christy との再婚、娘 Alexa Ray の誕生を経て制作された久しぶりのオリジナルアルバムは豊富なゲストを向かえた力作。中でも彼が尊敬していた故
Ray Charles とのデュエットを "Baby Grand" で実現させた。他には Cyndi Lauper と Steve Winwoodがゲスト参加。このアルバムでは、"Modern Woman" が、映画 RUTHLESS PEOPLEのサントラとしてアルバム発表に先駆けてヒットした他、"A Matter of Trust" "Baby Grand" "This is the
Time" がシングルカットされた。
1987年に行なわれたソ連でのライブを収めたアルバム。ゴルバチョフ大統領の元で推進されたペレストロイカに伴い、自由主義圏の音楽を開放し始めた頃の親善大使的な役割でソ連でコンサートを実施。the Beatles の "Back in the USSR" をカバーし、この曲がシングルカットされた。TV出演時に演奏した Bob Dylan の "The Times-They Are A-Changing"も収録。ベトナム戦争の体験を歌った "Good Night Saigon"のときの Billy のコメントと観客の反応が印象的だ。
このアルバムで画期的なのは彼の40年の人生で起こった歴史的な出来事を年代別にまとめて羅列した歌、"We Didn't Start the Fire <ハートにファイア>" が先行シングルで発売され久々のビルボードチャートでナンバーワンを獲得したこと。他にもソ連訪問時の体験を元にした "Leningrad", 英語の有名な諺をテーマにした "When In Rome" など面白い曲が入っている。"I Go To Extreme <恋はエクストリーム>" "The Downeaster 'Alexa'"もヒット。
"River of Dreams" (1993)
混沌とした世の中に対する失望と警告が表れながらも、常に夢を持つことを訴えるアルバム。"The River of Dreams" "All About Soul <君が教えてくれるすべてのこと>"
"Lullabye (Goodnight, My Angel)<眠りつく君へ>"がヒット。
〜このアルバムはシングルをレンタルしたくらい。4年間のギャップがあったので、「ああ、久しぶりにアルバムを出したんだ」というくらいの関心しかなかった。このページを書きながら今、このアルバムに興味を感じてきた。
"Greatest Hits Vol. III<ビリー・ザ・ベスト3>"(1997)
"Greatest Hits Vol1 & Vol 2<ビリー・ザ・ベスト>" の続編で、1986〜1997年の11年間のヒット曲と、カバー曲の新曲を3曲収録、シングルでも発表。その中でも Bob Dylan の新曲 "To Make You Feel My Love <心のままに>"を歌ったことが話題となった。
〜このとき僕は脱英語教師をして、ある会社に勤め始めた頃。時々自動車を運転して配達することもあったが、あるときカーラジオから流れてきたBillyの新曲に心打たれた。そのときは片思いの最中だったので、愛を歌ったこの歌詞が心に染みたものだ。
"2000 Years - The Millennium Concert<ビリー・ザ・ライヴ〜ミレニアムコンサート>" (2000)
このアルバムは、Billyが1999年の大晦日にニューヨークで行なった年越しライブの模様を収めたもの。2枚組の豪華版。この歳はBillyが50歳になったとき。 まだまだパワーは衰えていない!オープニングがベートーベンの第九なのが意外だ。(年越しは「第九」は日本独特の習慣かと思っていまして…)
〜1999年の大晦日は忘れもしません。アメリカ留学から帰国した後に就職した会社の仕事でロサンゼルス郊外のアパートに住んでいるときでした。大晦日特集番組ばかりの中で、Billyのコンサートをテレビでところどころ生で放送されました。但し、そのときロサンゼルスでは犯罪が起こり、警察が捜査している模様もニュースで流れていた。
このあと Billy が大観衆の前に登場するのは2001年10月20日。 アメリカ合衆国で同時多発テロ被害者のために開いたコンサート。Paul McCartney の呼びかけで、
John Mellencamp やBon Jovi も参加したこのステージで演奏した"Miami 2017" と "New York State of Mind"は初期のアルバム"Turnstyle<ニューヨーク物語>"に収録されているこの場に打ってつけの曲で、大いに盛り上がった。そう、彼こそはNew Yorkを象徴する歌手なのだ。この様子はライブアルバムコンサート・フォー・ニューヨーク・シティで聴ける。
12ガーデンズ・ライヴ (2006)
2006年はじめに行われたライブの模様を収めたCD。

ALL MY LIFE (2007)
2007年2月発売の13年ぶりの新曲シングル。
My Favorite Songs
Honesty
Moving Out
For the Longest Time
We Didn't Start the Fire
Running on Ice
The Stranger
Pressure
My Favorite Singersへ
TOPへ